2014年11月13日木曜日

葉酸が不足した場合の弊害

葉酸が不足すると、体調にどのような変化が現れるのでしょうか。

葉酸が不足すると、悪性の貧血すなわち、巨赤芽球性貧血=DNAの合成障害が原因で起こる貧血、口内炎、食欲不振、舌炎、下痢、顔色が悪いなどの症状が現れます。

とりわけ、妊婦に葉酸が不足すると事態は深刻になります。とくに、妊娠初期(4週~12週)は、胎児の細胞分裂がさかんな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害が起こりやすくなるといわれております。

この神経管閉鎖障害は、赤ちゃんの中枢神経系の元(神経管)が上手く作れない症状です。



このうち、神経管の下部に問題があると、「二分脊椎」と呼ばれ、歩けなくなったり、膀胱や直腸が機能しなくなったりする事があります。 また、神経管の上部で問題が起きると脳が上手く作られず、「無脳症」とよばれ流産や死産の割合が高くなります。

しかし、こういった症状も、積極的な葉酸の摂取によって70%近くも発症のリスクを低減できると言われていますので、葉酸の果たす役割がいかに大きいものであるかが理解できると思います。

妊婦さんのための「ベルタ葉酸サプリ」

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